Kyoto
Japon
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Responsable : Martin Nogueira Ramos

École française d'Extrême-Orient
Kitashirakawa bettô-chô 29, Sakyô-ku
606-8276 Kyoto
Japon
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〒606-8276 京都市左京区北白川別当町29 martin.ramos@efeo.net
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PRÉSENTATION
 画像:ゴメス『天球論』(ヴァチカン図書館蔵 大空社1997年刊影印本より)
画像:ゴメス『天球論』(ヴァチカン図書館蔵 大空社1997年刊影印本より)
Kitashirakawa EFEO Salon 2020-2
21 FÉVRIER 20
Ce séminaire se tiendra en japonais.
北白川EFEOサロン 2019-2020日本における信仰と「知」のはざまー中世・近世・近代を中心にー

キリシタン布教における理性と信仰

講師:平岡 隆二
京都大学人文科学研究所 准教授

日時:2020年2月21(金)18:00~19:30
場所:フランス国立極東学院京都支部(EFEO Kyoto)
京都市左京区北白川別当町29

使用言語:日本語
研究者・学生対象
事前にお申し込みをお願いします。
efeo.kyoto@gmail.com
075-701-0882


西洋の科学知識が日本にはじめて伝来したのはキリシタン時代(1549-c.1650)のことだった。とくに九州に設置されたイエズス会の神学校(コレジオ)では正式な教育課程の一環として西洋の宇宙論(コスモロジー)がくわしく教授された。また宣教師らがそうした宇宙論知識を日本人に頻繁に紹介していたことも、彼らの手紙や報告、またキリシタン版をはじめとする出版物に多数見いだすことができる。
本報告では、それらの「科学」知識は、彼らが伝道しようとした「宗教」的な知識と分かちがたく結びついていたことを、具体的な史料をあげつつ考察したい。具体的には、その積極的な援用は、教義説明のとくに最初期において、キリスト教的創造神の存在を日本人に確実に証明し、それを足掛かりに他の教義へと展開して洗礼へといたる、という包括的な伝道図式の第一段階に位置付けられていたことを明らかにする。またその作業をつうじて、前近代における自然観や世界認識のあり方、その東西文化における違いや共通点など、より大きな問題群について考えるための手がかりをさぐりたい。

平岡 隆二
京都大学人文科学研究所准教授。主な著作に『南蛮系宇宙論の原典的研究』(花書院、2013年)、「アリストテレスを運気論で読み解く-『南蛮運気論』と17 世紀長崎における西学理解-」(『天と地の科学−東と西の出会い』京都大学人文科学研究所、2019年)、“Jesuits, Cosmology and Creation in Japan's ‘Christian Century’ (1549–1650)” (in History of Mathematical Sciences: Portugal and East Asia V, World Scientific, 2018) などがある。