クリストフ・マルケ（フランス国立極東学院教授、京都支部長）が、広重の団扇絵集『Les éventails d’Edo. Estampes de la collection Georges Leskowicz』を11月23日に刊行しました（Paris, In Fine éditions d’art、288頁198図）。この画集は、パリ・レスコヴィッチ財団所蔵の初代広重の団扇絵115点と二代広重の4点を、原寸で複製し、各作品を解説して紹介しています。全ての団扇絵は初公開で、その内50点は、世界で一点ものです。江戸時代の浮世絵における団扇絵の位置付けや、広重の団扇絵の全貌についてのエッセイも所収。出版社HPで一部が無料で閲覧できます。https://fr.calameo.com/read/005576368c1e485fa4d97
出版にあたり、Fondation pour l’étude de la langue et de la civilisation japonaises (Fondation de France)と東芝国際交流財団の助成金を受けています。
2023年2月15日〜５月15日の間、パリ国立ギメ東洋美術館でこのコレクションの展覧会が開催されます。


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