Kyoto
Japan
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Responsable: Martin Nogueira Ramos

École française d'Extrême-Orient
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PRESENTATION
Kitashirakawa EFEO Salon October 30, 2020
30 OCTOBER 20
北白川EFEOサロン 2019-2020   
日本における信仰と「知」のはざま -中世・近世・近代を中心に-
第6回
2020年 10月 30日(金) 18:00-19:30   

湯殿山信仰に登場する身体とモノ

発表者:アンドレア・カスティリョーニ

名古屋市立大学 講師   

講師は、当日、所定時間に、フランス国立極東学院京都支部(EFEO Kyoto)にて講演を行いますが、コロナ対策のため、講演会場への参加人数は、上限10名とさせていただき、研究者・学生を優先して受け付けます。 講演内容はZoomにて同時配信いたします。Zoom配信は、どなたでも、100名までご視聴いただけます。

どちらに参加される場合でも、事前申し込みが必要です。お申し込みのメールには、必ず、 ・お名前 ・ご所属(大学名や所属機関など) ・「Zoom参加希望」か、「会場参加希望」か を明記の上、efeo.kyoto@gmail.com までお申し込みください。


概要: 出羽三山(山形県)は、近世修験道の代表的な地域の一つである。この山は、羽黒・湯殿・月山という聖なる三山からなり、なかでも湯殿山は奥の院である。今回は、江戸時代の湯殿山信仰に関して、三つの面から分析する。一つ目は、湯殿山の高名な行人のミイラ(即身仏)とそれらに関する全身舎利信仰のことである。二つ目は、湯殿山の板碑とそれらを験力するための修行である。三つ目は、湯殿山の巡礼者が使用していた行屋という建物に関する儀礼と意味である。これらを軸に、即身仏・板碑・行屋という聖なる身体とモノを検討し、江戸時代の湯殿山信仰の伝播について考え、山岳信仰の教義・実践に関する人間とモノの作用(エージェンシー)の出現をひもとく。同時に、日本の聖なる山に於ける秘密のメカニズムも明らかにする。これにより、湯殿山が語られることを禁じられた修行の山だったにもかかわらず、その神秘的な沈黙と湯殿山の神々を顕在化させるために独特な信仰の形が出現する。江戸時代には湯殿山の神は流行神となり、湯殿山信仰が広く流布する経緯について言及する。   


アンドレア・カスティリョーニ(Andrea Castiglioni)
名古屋市立大学人文社会学部国際文化学科・講師。主な著作に「江戸時代の湯殿山信仰と一世行人の即身仏」(『東洋学研究』五十四号、2017年)、「詩歌、石仏、縁起が語る湯殿山信仰——室町末期から江戸初期まで——」(『日本文学の展望を拓く』笠間書院、2017年)、“Devotion in Flesh and Bone: The Mummified Corpses of Mount Yudono Ascetics in the Edo Period” (Asian Ethnology  78–1, 2019)などがある。   
発表・質疑応答は日本語で行われます。   

会場:フランス国立極東学院・京都支部(EFEO Kyoto)
京都市左京区北白川別当町29   Tel 075-701-0882 Fax 075-701-0883   

お申し込み・お問い合わせは efeo.kyoto@gmail.com までお願いします。

フランス国立極東学院・京都支部  
イタリア東方学研究所  
京都大学人文科学研究所 共催